2019年9月27日金曜日

立原道造さんの『萱草に寄す』と薮萱草

金水引草(きんみずひきそう)が小さな蕾をつけかけている


昔、伊吹の一郎さんの畑でいただいたもの。大きくなって株分けしたり、こぼれ種で成長したものもお嫁に行った😁。引っ越しの時、一鉢に藪萱草(やぶかんぞう)と金水引草を一緒に入れて来たので昨年も一昨年も植え替えてあげないとと思いつつできていない。
こんな感じでとても窮屈そう💦


今、在る植物には色々な思い出が詰まっている、植物を見るとその時のことが鮮明によみがえる。ありがたいことです。

[今年の写真はなかったので2017年7月17日のもの]

[2017年7月]

そんなことを思いながら、ふと春に藪萱草の蕾(金針菜といわれるもの)を摘んで甘酢に漬けた事を思い出しました。
[甘酢漬けは蒸してから漬けました。生は毒を持っているそうで必ず加熱してから調理します]

[蕾が開き始めたものも一緒に漬けたので綺麗なオレンジ色になりました]


金針菜は目眩、耳鳴りにも良かった事を思い出し、以前は中国の食品を売っているところで乾燥の金針菜を求めることしかなかったけれど、今は小さな庭で摘めるのです(๑˃̵ᴗ˂̵)。

これも信州で農家の方が畑の萱草を抜いて持たせてくださった。春にはまだ10センチ未満の葉を御浸しにしていただける。蕾の中にはビタミン、鉄分など女性にありがたいミネラルや他の栄養素が含まれているそうです。その蕾を丸ごといただけるなんてこの上ない贅沢だわ。頂いた時は野萱草か藪萱草かわからなかったけれど、花が咲き花びらが八重なので藪萱草とわかりました。


             🌿🌿🌿


萱草の和名は『わすれぐさ』
立原道造さんの詩集に『萱草(わすれぐさ)に寄す』というものがあります。

今日はその詩集も思い出し少しめくってみました。



この詩集『萱草に寄す』。 立原さんの思っている萱草(わすれぐさ)は藪萱草とか野萱草をさしているのか 夕菅(ゆうすげ)和名キスゲという別種の花をさしているのか謎のようなのです。

立原道造さん。高校生の頃とても好きでした。
以前のブログ↓↓↓で 立原道造さんの事少し綴っています^ - ^


五月のそよ風を石けんに入れたくて・・・



銀行で『立原さん〜』と呼ばれたらときめいた女学生の頃を懐かしく思い出し(๑˃̵ᴗ˂̵)


今日はゆっくりと詩集をたのしんでいます。
植物の恵みにありがとう💖


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